投稿日時 2013-03-15 10:24:44 投稿者 律/rittu このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「うぎゃああああ!!!!」 左腕に押し付けられた柔らかい感触にときめく暇があればこそ、前方から雄たけびをあげて突進してきた筋肉の塊を、武道は全身全霊で殴り飛ばした。 「痛いっ! 紺野、ひどい!!」 「抱きつくなら隣の奴に抱きつけ! 気色悪い!!」 そう言って武道は、増穂の隣に目をやったが、高階がいない。 あれ、あいつ、どこ行った、と視線をめぐらせば、自分にしがみつく静流の背にぴっとりとひっついている男を見つけ、武道のこめかみにぴきりと青筋が浮かんだ。 『キューピッドは百合子さん<視聴会>』より |
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